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古蒼
ふりがな文庫
“古蒼”の読み方と例文
読み方
割合
こそう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こそう
(逆引き)
が、この一見こんとんとして猥雑・病菌・不具・
古蒼
(
こそう
)
の巣窟みたいなレクトル・エケクランツの店は、不思議とそれだけでひとつの調和を出していた。その効果は成功だった。
踊る地平線:05 白夜幻想曲
(新字新仮名)
/
谷譲次
(著)
ことに、一歩北部連山地方にいたらんか、その温候は四季を通じて
倫敦
(
ロンドン
)
の秋を思わしめ、自然の表情、またこの山岳部にきわまるというべし。途中、
古蒼
(
こそう
)
の宗教都市カンデイあり。
ヤトラカン・サミ博士の椅子
(新字新仮名)
/
牧逸馬
(著)
敵とか、味方とか、そういう
隔
(
へだ
)
ても掻き消え、長政が信長にいだいていた感情やら反抗やら、あらゆる小さい
妄念
(
もうねん
)
は、ふと、彼のすがたや心から
古蒼
(
こそう
)
した
胡粉
(
ごふん
)
のように
剥
(
は
)
がれていた。
新書太閤記:04 第四分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
古蒼(こそう)の例文をもっと
(3作品)
見る
古
常用漢字
小2
部首:⼝
5画
蒼
漢検準1級
部首:⾋
13画
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