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口応
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くちごた
ふりがな文庫
“
口応
(
くちごた
)” の例文
そんな
生意気
(
なまいき
)
な
口応
(
くちごた
)
えをするもんじゃありません。言葉だけで
他
(
ひと
)
をやり
込
(
こ
)
めればどこがどうしたというんです、馬鹿らしい。
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
どんな無理も不平も、その場では、良人へ
口応
(
くちごた
)
えはせぬ妻であった。いや時代の
家風
(
かふう
)
だったといってよい。
新書太閤記:03 第三分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
お前の嫁入り仕度は品川でしてくれるつてんだからと兄の豊太郎がとりなし顔で云つた、いやですよ、誰があんな田舎ばくちみたいなやつに、と
口応
(
くちごた
)
へするおきよは、家の中で
一の酉
(新字旧仮名)
/
武田麟太郎
(著)
また自分は、肉親たちに何か言われて、
口応
(
くちごた
)
えした事はいちども有りませんでした。
人間失格
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
口
常用漢字
小1
部首:⼝
3画
応
常用漢字
小5
部首:⼼
7画
“口”で始まる語句
口惜
口
口吻
口説
口髭
口籠
口許
口上
口調
口々