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取拵
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とりこしら
ふりがな文庫
“
取拵
(
とりこしら
)” の例文
殺
(
ころ
)
し其血にて自分は
盜賊
(
たうぞく
)
に
切殺
(
きりころ
)
されし
體
(
てい
)
に
取拵
(
とりこしら
)
へ夫より九州へ下り
肥後
(
ひご
)
の
熊本
(
くまもと
)
にて
加納
(
かなふ
)
屋利兵衞といふ大家に奉公し七百兩餘の金子を
掠
(
かす
)
め夫を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
不直
(
ふちよく
)
の所業は権家へ立入り
賄賂
(
わいろ
)
を以て奸吏を暗まし、公辺を
取拵
(
とりこしら
)
へ、口銭と名付け大利を貪り、奸吏へ金銭を差送り、糸荷を我が得手勝手に取扱ひ、神奈川関門番人並に積問屋共へ申合せ
大菩薩峠:16 道庵と鯔八の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
聞て九郎兵衞に
取拵
(
とりこしら
)
へごとを云はせんとする
心底
(
しんてい
)
不屆きなり安五郎と云は是に居る松平玄蕃頭家來石川安五郎なるぞ
渠
(
かれ
)
駿府
(
すんぷ
)
二丁目小松屋の
抱
(
かゝへ
)
遊女
(
いうぢよ
)
白妙
(
しろたへ
)
と申を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
取
常用漢字
小3
部首:⼜
8画
拵
漢検1級
部首:⼿
9画
“取拵”で始まる語句
取拵申立