取定とりきめ)” の例文
ウム、其れはづ其れとしても、君、山木が早く取定とりきめないのは不埒ふらち極まる、今日こんにちまで彼を庇護ひごして遣つたことは何程どれほどとも知れたもンぢやない、の砂利の牛肉鑵詰事件の時など新聞は八釜やかましい……
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)