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反耶
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はんや
ふりがな文庫
“
反耶
(
はんや
)” の例文
卑弥呼
(
ひみこ
)
の足音が
高縁
(
たかえん
)
の板をきしめて響いて来た。
君長
(
ひとこのかみ
)
の
反耶
(
はんや
)
は、竹の
遣戸
(
やりど
)
を童男に開かせた。
薄紅
(
うすくれない
)
に染った
萩
(
はぎ
)
の花壇の上には、霧の中で数羽の鶴が舞っていた。
日輪
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
やがて、兵士たちの集団は、訶和郎と卑弥呼を包んだまま、彼らの君長の
反耶
(
はんや
)
の方へ進んでいった。
日輪
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
その時、
君長
(
ひとこのかみ
)
反耶
(
はんや
)
の命を受けた一人の
使部
(
しぶ
)
は厳かな容姿を真直ぐに前方へ向けながら、彼らの傍を通り抜けて
石窖
(
いしぐら
)
の方へ下っていった。若者たちの幾らかは直ちに彼の後から従った。
日輪
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
反
常用漢字
小3
部首:⼜
4画
耶
漢検準1級
部首:⽿
9画
“反”で始まる語句
反
反古
反対
反駁
反身
反物
反故
反撥
反芻
反響