厚別あつべつ)” の例文
厚別あつべつから、いよ/\乘馬でなければならなくなつたが、義雄は腰がふらつきながらも心配したほどでもなかつた。
泡鳴五部作:04 断橋 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)
札幌より彼方むかうは自分の未だかつて足を入れた事のない所である。白石厚別あつべつを過ぎて次は野幌のつぽろ。睡眠不足で何かしら疲労を覚えて居る身は、名物の煉瓦餅を買ふ気にもなれぬ。江別も過ぎた。
雪中行:小樽より釧路まで (新字旧仮名) / 石川啄木(著)