“印地打”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いんじう50.0%
いんじうち50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かつてはわが民族の間に重くられたかと思う五月二十八日、または中世の印地打いんじうちの日として、記録にも残っている四月二十二日等
年中行事覚書 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
わが邦に昔行われた印地打いんじうちだ。
石打・印地打いんじうちも他の府県ではよく例があり、その場所が地名になっているが、愛知県には見当らない。
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
俳諧の季題にある印地打いんじうちということなので、この風習は遠い昔に朝鮮から伝来したものらしく、今でも朝鮮では行われているそうだが、それが五月の行事となったのも、つまりは男子の節句という
梵雲庵漫録 (新字新仮名) / 淡島寒月(著)