占問うらど)” の例文
ここで長幼の序が定まり、家長主婦の権威が確立するのみならず、火神の祭りも占問うらどいも、みなこの炉縁ろぶちの木の上で行われたのである。
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
占問うらどひささやくやすみ世にまたなし。
独絃哀歌 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)
占問うらどがほにたたずみて
白羊宮 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫薄田淳介(著)
あるいは鬼が来てこれを作ると称し、その成長のありさまを見て里の穀作の豊凶を占問うらどう風がある。
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
占問うらどひますな、夢の夢、君がみその
有明集 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)
占問うらどひ顏にたたずみて
泣菫詩抄 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫(著)