“占守”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しゅむしゅ50.0%
シュムシル50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
このほか、報効義会ほうこうぎかいの会員四名。この人たちは、占守しゅむしゅ島に何年か冬ごもりをして、多くの艱難辛苦かんなんしんくをなめて、漁業には、りっぱな体験をもった人々。
無人島に生きる十六人 (新字新仮名) / 須川邦彦(著)
思いがけないことで、多くの内外人から受けた好意を、しみじみありがたいと思うにつけても、心にかかるのは、占守しゅむしゅ島の人たちだ。どんなに、龍睡丸を待っていることであろう。
無人島に生きる十六人 (新字新仮名) / 須川邦彦(著)
乃ち八丈を出て欣々乎として其の多災なる古郷に帰りき、占守シュムシルや、窮北不毛の絶島(千島の内)、層氷累雪の処のみ、後、開拓使有使の其の土人を南方色丹シコタン島に遷徒せしむや、色丹の地、棋楠オンコ樹青蒼