占守しゅむしゅ)” の例文
このほか、報効義会ほうこうぎかいの会員四名。この人たちは、占守しゅむしゅ島に何年か冬ごもりをして、多くの艱難辛苦かんなんしんくをなめて、漁業には、りっぱな体験をもった人々。
無人島に生きる十六人 (新字新仮名) / 須川邦彦(著)
思いがけないことで、多くの内外人から受けた好意を、しみじみありがたいと思うにつけても、心にかかるのは、占守しゅむしゅ島の人たちだ。どんなに、龍睡丸を待っていることであろう。
無人島に生きる十六人 (新字新仮名) / 須川邦彦(著)
郡司成忠ぐんじしげただ会長のもとに、会員は、日本の北のはて、千島列島先端の、占守しゅむしゅ島に住んで、千島の開拓につとめる団体で、龍睡丸は、占守島と、内地との連絡船として、島の人たちに、糧食その
無人島に生きる十六人 (新字新仮名) / 須川邦彦(著)