半死半生はんしはんしやう)” の例文
うまうま仲善なかよく、はなをならべて路傍みちばたくさみながら、二人ふたり半死半生はんしはんしやう各自てんで荷馬車にばしやひあがり、なほ毒舌どくぐちきあつて、西にしひがしへわかれるまで、こんなはなしをしてゐました。
ちるちる・みちる (旧字旧仮名) / 山村暮鳥(著)
殘る長持が二つ、その中の一つを開けると二人の女の子が半死半生はんしはんしやうで轉げ出ました。