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医師
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いしや
ふりがな文庫
“
医師
(
いしや
)” の例文
旧字:
醫師
それは静子の学校仲間であつた平沢清子が、
医師
(
いしや
)
の加藤と結婚する前日であつた。清子と信吾が、余程
以前
(
まへ
)
から思ひ合つてゐた事は、静子だけがよく知つてゐる。
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
夜が
清々
(
すがすが
)
と明放れた頃には、智恵子はモウ一人で便所にも通へぬ程に衰弱した。便所は
戸外
(
そと
)
にある。お利代が
医師
(
いしや
)
に
駆付
(
かけつ
)
けた後、智恵子は
怺
(
こら
)
へかねて一人で行つた。
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
二百十日が来ると、馬のある家では、
泊懸
(
とまりがけ
)
で
馬糧
(
ばれう
)
の萩を刈りに山へ行く。その若者が一人、山で
病付
(
やみつ
)
いて来て
医師
(
いしや
)
にかかると、赤痢だと言ふので、隔離病舎に収容された。
赤痢
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
『然うか。』と言つて、また
態
(
わざ
)
とらしく、『然うか、加藤といふ
医師
(
いしや
)
があつたんだな。』
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
隣村から応援に来た
最一人
(
もひとり
)
の背のヒヨロ高い巡査、三里許りの停車場所在地に開業してゐる古洋服の
医師
(
いしや
)
、
赤焦
(
あかちや
)
けた黒繻子の袋袴を穿いた役場の助役、消毒器具を携へた二人の
使丁
(
こづかひ
)
、この
人数
(
にんず
)
は
赤痢
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
“医師”の意味
《名詞》
医 師 (いし)
けがや病気の治療、または病気の予防にあたる職業。現在の日本では、医師法に基づいて医療行為をおこなう資格を有する者。
(出典:Wiktionary)
“医師”の解説
医師(いし、en: doctor、physician)は、医療および保健指導を司る医療従事者である。医学に基づく傷病の予防、診療および公衆衛生の普及を責務とする職業。医者とも俗称される。
(出典:Wikipedia)
医
常用漢字
小3
部首:⼖
7画
師
常用漢字
小5
部首:⼱
10画
“医師”で始まる語句
医師様
医師等
医師坊主