“赤焦”の読み方と例文
読み方割合
あかちや100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
赤焦あかちやけた黒繻子の袋袴を穿いた役場の助役、消毒具を携へた二人の使丁こづかひ、この人數は、今日も亦家毎に強行診斷をつて歩いた。
赤痢 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
隣村から応援に来た最一人もひとりの背のヒヨロ高い巡査、三里許りの停車場所在地に開業してゐる古洋服の医師いしや赤焦あかちやけた黒繻子の袋袴を穿いた役場の助役、消毒器具を携へた二人の使丁こづかひ、この人数にんず
赤痢 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)