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勘気
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かんき
ふりがな文庫
“
勘気
(
かんき
)” の例文
旧字:
勘氣
それから、ヘンデルがジョージ一世の
勘気
(
かんき
)
を許されたという、有名な組曲「水上の音楽」は、二十幾曲のうち十幾曲だけ入っている。
楽聖物語
(新字新仮名)
/
野村胡堂
、
野村あらえびす
(著)
「きょう
直々
(
じきじき
)
、こういう仰せ付けをうけたが、これは
勘気
(
かんき
)
をゆるすという
御意
(
ぎょい
)
だろうか。無言のおゆるしと解していいだろうか」
梅里先生行状記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「ひたすらご
勘気
(
かんき
)
のゆるされる日を待つのみでした。その間に、藤井紋太夫一味のしていることも、およそ調べあげました」
梅里先生行状記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
勘気
(
かんき
)
をうけて謹慎中にある者が——と、老母は、なお今朝の秀吉を疑い、むしろ思い過して、不安をすらおぼえた。
新書太閤記:05 第五分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
お蕗
母娘
(
おやこ
)
が行方知れずとなった
汁講
(
しるこう
)
の夜、老公のさしずなく、
母娘
(
おやこ
)
のすがたを翌日まで探し歩いたという
科
(
とが
)
で、老公の
勘気
(
かんき
)
をこうむり、悄然、西山荘を去った悦之進だった。
梅里先生行状記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
春や過ぎたりといえど湯上がりの寝心地、身は
勘気
(
かんき
)
の境遇といえ青春です。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“勘気”の意味
《名詞》
勘気(かんき)
主君や親などから咎めを受けること。主君や親などの怒りにふれること。
(出典:Wiktionary)
勘
常用漢字
中学
部首:⼒
11画
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
“勘”で始まる語句
勘定
勘
勘解由
勘当
勘弁
勘考
勘忍
勘定書
勘平
勘太