“前駈”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さきがけ50.0%
ぜんく50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
衆徒は驚いて、こは何事と増賀をひき退さがらせようとしたが、増賀は声をはげしくして、僧正の御車の前駈さきがけ、我をさしおいて誰が勤むべき、と怒鳴った。
連環記 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
その後明応七年二月にもまた春日社参をやったが、この時は前駈ぜんくの馬がなかったので石原庄でもって借り入れたとある。永正二年には春日祭上卿をも勤めた。