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削
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こそ
ふりがな文庫
“
削
(
こそ
)” の例文
それから爪でこつこつ
削
(
こそ
)
げました。それから息をかけました。そのすきとほった氷の穴から
黝
(
くろず
)
んだ松林と薔薇色の雪とが見えました。
氷と後光
(旧字旧仮名)
/
宮沢賢治
(著)
やがて毎日の雨は霰と變つて、天の一角を
削
(
こそ
)
げおとすやうに烈しく降つてくる。
地方主義篇:(散文詩)
(旧字旧仮名)
/
福士幸次郎
(著)
写楽が
雲母
(
きら
)
を揉み
削
(
こそ
)
げ、 芭蕉の像にけぶりしつ
文語詩稿 一百篇
(新字旧仮名)
/
宮沢賢治
(著)
頬邊
(
ほつぺた
)
を
削
(
こそ
)
げるやうに冷たく
濕
(
うるほ
)
してゆく。
地方主義篇:(散文詩)
(旧字旧仮名)
/
福士幸次郎
(著)
削
常用漢字
中学
部首:⼑
9画
“削”を含む語句
削除
弓削道鏡
削屑
削立
荒削
痩削
粗削
筆削
削成
弓削新発意
削掛
削氷
楊枝削
添削
弓削
骨削
手斧削
弓削新發意
削取
削竹
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