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削除
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さくじょ
ふりがな文庫
“
削除
(
さくじょ
)” の例文
しっぺ返しとは、どんなことを意味するであろうか? まさか私を、会の案内状から
削除
(
さくじょ
)
するという意味ではあるまい……?
遁走
(新字新仮名)
/
葛西善蔵
(著)
「
承
(
うけたまわ
)
るのはいいですが、だいぶ多人数の意見を載せるつもりですから、かえってあとから
削除
(
さくじょ
)
すると失礼になりますから」
野分
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
しかし、いよいよ、そうひとりぎめをして役場にある当用漢字表を調べてみると、瓢の字は漢字制限で
削除
(
さくじょ
)
されていた。
親馬鹿入堂記
(新字新仮名)
/
尾崎士郎
(著)
因って儂ら同感の志士は、これを
未萌
(
みほう
)
に
削除
(
さくじょ
)
せざるを得ずと、
即
(
すなわ
)
ち
曩日
(
さき
)
に政府に向かって忠告したる
所以
(
ゆえん
)
なり。
妾の半生涯
(新字新仮名)
/
福田英子
(著)
但前版巻尾の北海道紀行「熊の足跡」、京都紀行「紅葉狩」の二文は、もとよりあらずもがなの蛇足だったので、此機会に
削除
(
さくじょ
)
し、其あとに新に「読者に」の一篇を書きました。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
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それを勝手に出版屋の方で
削除
(
さくじょ
)
するというのはいささか無法のことでもあり、またそれが世間当然のことだとしても、もっぱらその交渉の任に当っている笹川に
遁走
(新字新仮名)
/
葛西善蔵
(著)
多々羅三平の件をことごとく
削除
(
さくじょ
)
しては、全巻を
改板
(
かいはん
)
する事になるから、簡潔
明瞭
(
めいりょう
)
に多々羅三平は股野義郎にあらずと新聞に広告しちゃいけないかと照会したら、いけないと云って来た。
満韓ところどころ
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
“削除”の解説
削除(さくじょ)とは、一度作成された文書やデータなどを削って取り除くこと。類義語として「消去」や「抹消」がある。
(出典:Wikipedia)
削
常用漢字
中学
部首:⼑
9画
除
常用漢字
小6
部首:⾩
10画
“削”で始まる語句
削
削氷
削立
削屑
削竹
削成
削取
削奪
削掛
削刀