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刺傷
ふりがな文庫
“刺傷”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
さしきず
50.0%
ししょう
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さしきず
(逆引き)
心臓の
刺傷
(
さしきず
)
と後頭部の猛烈な打撲傷——二つの致命傷が一つの肉体に加えられているんだ。そして、その上に
身体
(
からだ
)
一面に恐るべき擦過傷がある。随分惨忍な殺人だよ。
カンカン虫殺人事件
(新字新仮名)
/
大阪圭吉
(著)
「
刺傷
(
さしきず
)
らしいと申す」
顎十郎捕物帳:09 丹頂の鶴
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
刺傷(さしきず)の例文をもっと
(2作品)
見る
ししょう
(逆引き)
短刀による
心臓部
(
しんぞうぶ
)
刺傷
(
ししょう
)
であると判断せられていたのは大間違いで、実は高圧電気による感電死であり、その高圧電気は、ふみ子の
乳下
(
ちちした
)
と
電気看板の神経
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
五十嵐博士の負傷は、左背
肩胛骨
(
けんこうこつ
)
を貫き、左肺臓に達する
刺傷
(
ししょう
)
で、兇器は刃渡り三センチの鋭い諸刃の短刃と鑑定された。
偉大なる夢
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
刺傷(ししょう)の例文をもっと
(2作品)
見る
“刺傷”の意味
《名詞》
刃物などで刺して怪我をさせること。
(出典:Wiktionary)
“刺傷”の解説
刺傷(ししょう)とは、刺すすなわち、鋭くとがった物を体に突き入れ、貫通させる事である。
主に意図をもって行われるものが多く、刺傷による死因として、心臓や肺などの外傷性ショック、多量出血、傷口からの感染などがある。なお、刺すと切るとの違いとして、凶器を身体に垂直に突き刺し、縦に抜く動作を刺す、刺した後横に滑らせて抜く動作が切ると定義されている。
(出典:Wikipedia)
刺
常用漢字
中学
部首:⼑
8画
傷
常用漢字
小6
部首:⼈
13画
“刺”で始まる語句
刺
刺戟
刺繍
刺青
刺身
刺客
刺殺
刺子
刺史
刺々
“刺傷”のふりがなが多い著者
大阪圭吉
久生十蘭
江戸川乱歩
海野十三