“分袂(わかれ)” の例文
暫らくして昇も紳士の後(しりえ)に随って出て参り、木戸口の所でまた更に小腰を屈(かが)めて皆それぞれに分袂(わかれ)の挨拶(あいさつ)、叮嚀に慇懃(いんぎん)に喋々しく陳(の)べ立てて、さて別れて独り此方(こちら)へ両三歩来て
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)