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凾
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はこ
ふりがな文庫
“
凾
(
はこ
)” の例文
精縷
(
セル
)
の背広なるもあり、
袴
(
はかま
)
着けたるが一人、
大島紬
(
おほしまつむぎ
)
の長羽織と差向へる人のみぞフロックコオトを着て、待合所にて受けし
餞別
(
せんべつ
)
の
瓶
(
びん
)
、
凾
(
はこ
)
などを
網棚
(
あみだな
)
の上に片附けて
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
人びとは一緒に王母子の
尸
(
しがい
)
を
験
(
しら
)
べた。窓の上に一つの
凾
(
はこ
)
があった。開けて見ると庚娘の書いた物があって、
精
(
くわ
)
しく
復讎
(
ふくしゅう
)
の事情を記してあった。皆庚娘を烈女として尊敬し、金を集めて葬ることにした。
庚娘
(新字新仮名)
/
蒲 松齢
(著)
經藏
(
きやうざう
)
の
螺鈿
(
らでん
)
の
凾
(
はこ
)
の
蓋
(
ふた
)
をとり
有明集
(旧字旧仮名)
/
蒲原有明
(著)
凾
漢検準1級
部首:⼐
9画
“凾”を含む語句
凾館
凾嶺
凾谷
凾頭村
千兩凾
小凾
従事凾首
手凾
渡島國凾舘住吉町
石炭凾