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出殻
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だしがら
ふりがな文庫
“
出殻
(
だしがら
)” の例文
旧字:
出殼
『僕は薄命児だ。余計者だ。』乃至『君はわれわれ農奴制の
出殻
(
だしがら
)
に何を求めようというのか。』あるいはまた、『われわれは頽廃しつつあるのだ』といった調子だ。
決闘
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
私達はよく弟を、自分達が飲んだ後の
出殻
(
だしがら
)
のお乳を飲んでいると云っては、からかった。
生い立ちの記
(新字新仮名)
/
小山清
(著)
道さ迷ったら教えて進ぜべい、と
私
(
わし
)
もう内へ帰って、婆様と、お客に売った渋茶の
出殻
(
だしがら
)
で、茶漬え
掻食
(
かっく
)
うばかりだもんで、のっそりその人の背中へ立って見ていると、しばらく
経
(
た
)
ってよ。
草迷宮
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
出殻
(
だしがら
)
のソツプのやうにして了つたものを小学生徒に読ませてゐる。
スケツチ
(新字旧仮名)
/
田山花袋
、
田山録弥
(著)
出
常用漢字
小1
部首:⼐
5画
殻
常用漢字
中学
部首:⽎
11画
“出”で始まる語句
出
出来
出入
出鱈目
出來
出会
出立
出逢
出掛
出雲