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凄寥
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せいりょう
ふりがな文庫
“
凄寥
(
せいりょう
)” の例文
夜の十時頃日記を
認
(
したた
)
めつつ荒屋の窓から外を眺めますと、明月
皎々
(
こうこう
)
として大樹の上を照らして居るに河水
潺々
(
せんせん
)
としてなんとなく一種
凄寥
(
せいりょう
)
の気を帯びて居ります。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
あたりの
凄寥
(
せいりょう
)
とした夜気が、
血腥
(
ちなまぐ
)
さくドロドロと
澱
(
よど
)
んだ。
鉄路
(新字新仮名)
/
蘭郁二郎
(著)
“凄寥”の意味
《名詞》
寒気がするほど寂しいこと。また、そのようなさま。
(出典:Wiktionary)
凄
常用漢字
中学
部首:⼎
10画
寥
漢検1級
部首:⼧
14画
“凄”で始まる語句
凄
凄惨
凄味
凄愴
凄艶
凄気
凄腕
凄然
凄婉
凄絶