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冒頭
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はじめ
ふりがな文庫
“
冒頭
(
はじめ
)” の例文
天国の
光輝
(
かがやき
)
と地獄の火とを背景として読むにあらざれば福音書の
冒頭
(
はじめ
)
に掲げられたるイエスの此最初の
説教
(
みおしえ
)
をすら能く解することが出来ないのである。
聖書の読方:来世を背景として読むべし
(新字新仮名)
/
内村鑑三
(著)
のみならず
冒頭
(
はじめ
)
が何だか訳の分らない事から始まるかも知れないから、けっして驚いてはいけません。
文芸の哲学的基礎
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
といふを
冒頭
(
はじめ
)
に、年も訊かれた、郷里も訊かれた、兩親のあるか無いかも訊かれた。學校へ上つたか
怎
(
どう
)
かも訊かれた。お定は言葉に
窮
(
こま
)
つて了つて、一言言はれる毎に穴あらば入りたくなる。
天鵞絨
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
「月の光に黒々と、
冒頭
(
はじめ
)
に『謹製』と書かれてあった」
神州纐纈城
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
といふを
冒頭
(
はじめ
)
に、
年齢
(
とし
)
も訊かれた、
郷里
(
くに
)
も訊かれた、両親のあるか無いかも訊かれた。学校へ上つたか怎かも訊かれた。お定は言葉に
窮
(
こま
)
つて了つて、
一言
(
ひとこと
)
言はれる毎に穴あらば入りたくなる。
天鵞絨
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
“冒頭”の意味
《名詞》
冒 頭(ぼうとう)
その文や話の始まりの出出し。
物事の始め。のっけ。単独で副詞的、他の語句と合わせて副詞句的にも用いられる。
(出典:Wiktionary)
冒
常用漢字
中学
部首:⼌
9画
頭
常用漢字
小2
部首:⾴
16画
“冒”で始まる語句
冒
冒涜
冒険
冒涜的
冒險
冒険者
冒頓
冒險者
冒険譚
冒進