“円本”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
えんぽん33.3%
まるもと33.3%
ゑんほん33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それにしても神保町じんぼうちょうの夜の露店の照明の下に背を並べている円本えんぽんなどを見る感じはまずバナナや靴下くつしたのはたき売りと実質的にもそうたいした変わりはない。
読書の今昔 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
仙台放送局の円本まるもと博士が発明したM式マイクロフォンが麒麟きりんのような聴覚をもち、逓信省ていしんしょうの青年技師利根川保とねがわたもつ君が設計したテレヴィジョン回転鏡が閻魔大王えんまだいおうのような視力を持っていたのだった。
空襲葬送曲 (新字新仮名) / 海野十三(著)