“逓信省”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ていしんしょう88.9%
ていしんしやう11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それに叔父さんは、もと逓信省ていしんしょうにいて電信符号のことを、よく知っているから、いよいよ犯人は、叔父さんだと推定したのです。
紅色ダイヤ (新字新仮名) / 小酒井不木(著)
これは逓信省ていしんしょうへ入った情報である。右新型爆弾の惨虐性につき、新聞論調は大いに攻撃するところがあった。
海野十三敗戦日記 (新字新仮名) / 海野十三(著)
遂にその男のたねを宿したのだといふこと、森田は逓信省ていしんしやうの電信技手とかで、三十前の独身者だが、毎月一度位京都へ出張して来て、その都度浪華亭を宿にしてゐたのだといふこと、ところで
乳の匂ひ (新字旧仮名) / 加能作次郎(著)