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其比
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そのころ
ふりがな文庫
“
其比
(
そのころ
)” の例文
其比
(
そのころ
)
は頓・慶・兼三人何れも/\上手といはれし也、頓阿はかかり幽玄に姿なだらかにことごとしくなくて、しかも歌ごとに一かどめづらしく……
中世の文学伝統
(新字新仮名)
/
風巻景次郎
(著)
彼男子(察度)
此
(
この
)
鉄を皆買取てけり。
其比
(
そのころ
)
は牧那渡の橋は無くて、上下往来の大道は
金宮
(
こがねみや
)
の麓よりぞ有りける。
浦添考
(新字新仮名)
/
伊波普猷
(著)
嫡子
(
ちやくし
)
石田隼人ハ
其比
(
そのころ
)
十二三歳ナリシガ、質容尋常ニ生レ、世ニ賢ク成人シタリ、天下ノ人崇敬シテ
冊
(
かし
)
ヅキハヤシ誉ニシケル、然ルニ関原ノ合戦敗レテ父討死トモ言ヒ
聞書抄:第二盲目物語
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
其
漢検準1級
部首:⼋
8画
比
常用漢字
小5
部首:⽐
4画
“其”で始まる語句
其
其処
其方
其處
其様
其許
其奴
其所
其儘
其後