トップ
>
其地
>
そこ
ふりがな文庫
“
其地
(
そこ
)” の例文
ここに大后いたく恨み怒りまして、その御船に載せたる御綱栢は、悉に海に投げ
棄
(
う
)
てたまひき。かれ
其地
(
そこ
)
に名づけて
御津
(
みつ
)
の
前
(
さき
)
といふ。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
今から
最早
(
もう
)
十
数年前
(
すねんぜん
)
、その
俳優
(
やくしゃ
)
が、地方を巡業して、
加賀
(
かが
)
の
金沢市
(
かなざわし
)
で
暫時
(
しばらく
)
逗留
(
とうりゅう
)
して、
其地
(
そこ
)
で芝居をうっていたことがあった、その時にその
俳優
(
やくしゃ
)
が泊っていた宿屋に、その時十九になる娘があったが
因果
(新字新仮名)
/
小山内薫
(著)
家出をした欣之介はその後或る便宜を得てアメリカへ渡つて行つたが、
其地
(
そこ
)
で何をしたか、今何をしてゐるか? それに答へるものは、彼が向ふから弟の敬二郎に書き送つた幾通かの手紙の外にない。
新らしき祖先
(新字旧仮名)
/
相馬泰三
(著)
かれ神倭伊波禮毘古の命、
其地
(
そこ
)
より𢌞り幸でまして、
熊野
(
くまの
)
の村
一
に到りましし時に、大きなる熊
二
、
髣髴
(
ほのか
)
に出で入りてすなはち失せぬ。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
かれその
麻
(
を
)
の
三勾
(
みわ
)
遺
(
のこ
)
れるによりて、
其地
(
そこ
)
に名づけて
美和
(
みわ
)
といふなり。この意富多多泥古の命は、
神
(
みわ
)
の君、鴨の君が祖なり。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
其
漢検準1級
部首:⼋
8画
地
常用漢字
小2
部首:⼟
6画
“其地”で始まる語句
其地方
其地軸
其地此地
其地震學上