“児獅子”の読み方と例文
読み方割合
こじし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かっぽれは、それこそ親獅子のふところにかき抱かれている児獅子こじしというような形で、顔を振り振り泣きじゃくり、はっきり聞きとれぬような、ろれつのまわらぬ口調で、くどくどと訴えはじめた。
パンドラの匣 (新字新仮名) / 太宰治(著)