トップ
>
光暈
>
こううん
ふりがな文庫
“
光暈
(
こううん
)” の例文
殊に胸のふくらみと腰の豊かな線とは、年より
遙
(
はる
)
かに
早熟
(
ませ
)
た
唆
(
そそ
)
るようなまるみをもっている。湯に温められた肌は薄桃色に染まり、それをぼうと
光暈
(
こううん
)
が包んでいるようにみえた。
追いついた夢
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
ぜんたいがぼうと
光暈
(
こううん
)
に包まれた、この世のものでないような白さと、なめらかに重たげなまるみが、眼に止めがたい幻の
揺曳
(
ようえい
)
のようにみえ、ついで、なまなましくあざやかに
山彦乙女
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
寝ころんでいる弥六の前方、
剥
(
は
)
げちょろけの壁のところが、ぼうと
仄
(
ほの
)
かに明るんで来た。ごくかすかに、青白くおぼろげに明るんで来たのである。そしてその薄い
光暈
(
こううん
)
のあいから
ゆうれい貸屋
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
“光暈”の意味
《名詞》
太陽や月、灯火の回りに現れる光の輪。
(写真)ハレーション。
(出典:Wiktionary)
光
常用漢字
小2
部首:⼉
6画
暈
漢検1級
部首:⽇
13画
“光”で始まる語句
光
光景
光沢
光明
光線
光芒
光琳
光子
光輝
光澤