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兇手
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きょうしゅ
ふりがな文庫
“
兇手
(
きょうしゅ
)” の例文
そして、それがにんじんの
仕業
(
しわざ
)
とは気づかず、運命の避け難き
兇手
(
きょうしゅ
)
が、わが身に降りかかったものと思っているがいい。
にんじん
(新字新仮名)
/
ジュール・ルナール
(著)
しかし人目を離れて二人っきりの世界になると、
慎恚
(
しんい
)
のほむらは天に
冲
(
ちゅう
)
するかと思われ、相手の
兇手
(
きょうしゅ
)
から脱れるために警戒の神経を注射針のように
尖
(
とが
)
らせた。
電気看板の神経
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
やっとのことで二人がその
兇手
(
きょうしゅ
)
から
逃
(
のが
)
れ出してきたものが、いまや、もう二人が追いつきようのないほど遠ざかってしまったものだから、やむを得ずにとうとうその正体を現し
幼年時代
(新字新仮名)
/
堀辰雄
(著)
“兇手”の意味
《名詞》
兇 手(きょうしゅ)
凶手の別表記。
(出典:Wiktionary)
兇
漢検準1級
部首:⼉
6画
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
“兇”で始まる語句
兇器
兇暴
兇状持
兇悪
兇漢
兇賊
兇状
兇行
兇刃
兇変