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元禄袖
ふりがな文庫
“元禄袖”の読み方と例文
読み方
割合
げんろくそで
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
げんろくそで
(逆引き)
小菊の模様を散らした
元禄袖
(
げんろくそで
)
の常着に、秋草を染めた白地の半幅帯という略装で、直衛が帰ったとき、客間で古瀬戸の
壺
(
つぼ
)
に紅葉した山はぜを
活
(
い
)
けていた。
改訂御定法
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
七歳
(
ななつ
)
のお美夜ちゃん……
稚児輪
(
ちごわ
)
に
結
(
ゆ
)
って、派手な
元禄袖
(
げんろくそで
)
のひとえものを着て、眼のぱっちりしたかわいい顔だ。
丹下左膳:02 こけ猿の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
しかし東京の大火の煙は
田端
(
たばた
)
の空さへ
濁
(
にご
)
らせてゐる。野口君もけふは
元禄袖
(
げんろくそで
)
の
紗
(
しや
)
の羽織などは着用してゐない。
何
(
なん
)
だか火事
頭巾
(
づきん
)
の如きものに
雲龍
(
うんりゆう
)
の
刺
(
さし
)
つ
子
(
こ
)
と云ふ
出立
(
いでた
)
ちである。
大正十二年九月一日の大震に際して
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
元禄袖(げんろくそで)の例文をもっと
(4作品)
見る
元
常用漢字
小2
部首:⼉
4画
禄
漢検準1級
部首:⽰
12画
袖
常用漢字
中学
部首:⾐
10画
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