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儼然
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きっ
ふりがな文庫
“
儼然
(
きっ
)” の例文
一人は
年齢
(
ねんぱい
)
二十二三の男、顔色は
蒼味
(
あおみ
)
七分に土気三分、どうも
宜
(
よろ
)
しくないが、
秀
(
ひいで
)
た
眉
(
まゆ
)
に
儼然
(
きっ
)
とした眼付で、ズーと
押徹
(
おしとお
)
った鼻筋、
唯
(
ただ
)
惜
(
おしい
)
かな口元が
些
(
ち
)
と尋常でないばかり。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
口までが
儼然
(
きっ
)
とむすばれて、どうしてと再び問返した語気は全く変って居たけれども、訳を知らぬ花次が気の附くはずはなく、ほんとにおかしいんですよとほとんど火を附けるような
前句
(
まえく
)
に
油地獄
(新字新仮名)
/
斎藤緑雨
(著)
“儼然”の意味
《形容動詞》
いかめしくおごそかであるさま。
(出典:Wiktionary)
儼
漢検1級
部首:⼈
22画
然
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
“儼”で始まる語句
儼
儼存
儼乎
儼守
儼偉
儼在
儼示
儼立
儼塾集