“傾國”の読み方と例文
新字:傾国
読み方割合
けいこく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其の振り上(あ)ぐる顏を見れば、鬚眉(すうび)の魂を蕩(とろ)かして此世の外ならで六尺の體を天地の間に置き所なきまでに狂はせし傾國(けいこく)の色、凄き迄に美(うる)はしく、何を悲しみてか眼に湛(たゝ)ゆる涙の珠(たま)、海棠(かいだう)の雨も及ばず。
滝口入道 (旧字旧仮名) / 高山樗牛(著)