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偶人
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にんぎやう
ふりがな文庫
“
偶人
(
にんぎやう
)” の例文
されど僧の叫ぶこと愈〻大なれば、
偶人
(
にんぎやう
)
の跳ること愈〻忙しく、群衆は舊に依りて傀儡師に面し談義僧に
背
(
そむ
)
けり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
一人ありてその前に立ち、
道化役
(
プルチネルラ
)
の
偶人
(
にんぎやう
)
を踊らせ、且泣き且笑ひ、又
可笑
(
をか
)
しき演説をなさしめたり。衆人は
環
(
めぐ
)
り視て笑へり。向ひの家の石級には一僧あり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
復た
前
(
さき
)
の
綽約
(
しやくやく
)
たる姿なくして、
彼
(
かの
)
三王日の前夜フイレンチエ市を擔ひ行くなる「ベフアアナ」といふ
偶人
(
にんぎやう
)
の、面色極めて奇醜にして、目には硝子球を
嵌
(
は
)
めたるにも譬へつべきものとなりぬ。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
偶
常用漢字
中学
部首:⼈
11画
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
“偶”で始まる語句
偶
偶々
偶然
偶〻
偶像
偶合
偶時
偶中
偶座
偶数