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健康
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ぢやうぶ
ふりがな文庫
“
健康
(
ぢやうぶ
)” の例文
「負けるもんか、長いこと病み
呆
(
はう
)
けた人に。……出て來たらギユウと押へ付けてあげる。
健康
(
ぢやうぶ
)
な時でもわたへの方が強い。」
天満宮
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
女の心の臓が案外
健康
(
ぢやうぶ
)
だつたので、幾らか物足りない気持で、医者が待合室へ入つて来ると、そこには中馬が引き拗つた
耳朶
(
みゝたぶ
)
を火鉢の火で
炙
(
あぶ
)
つてゐた。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
「なんの、長二」と伯母は白き頭振りつ「
身体
(
からだ
)
は使ふだけ
健康
(
ぢやうぶ
)
だがの、お前などのは、
心気
(
こゝろ
)
を痛めるので、大毒だよ——今ではお前も健康の様だが、生れが何せ、
脆弱
(
よわ
)
い
質
(
たち
)
で、 ...
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
それほど心の美しい人でも、
斯様
(
こん
)
な療養地へ来て居る悲しさには、親しい友達にまで気を
遣
(
つか
)
つて、
健康
(
ぢやうぶ
)
な人の知らないところに苦労すると見える。猶、聞けば、その男の客は
斯様
(
こん
)
な話もする。
灯火
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
「孝一は大変
健康
(
ぢやうぶ
)
さうになつたな、うむ、確りしたいゝ体になつた。」
父の帰宅
(新字旧仮名)
/
小寺菊子
(著)
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次の
室
(
ま
)
で病人が
健康
(
ぢやうぶ
)
であつた時のやうに、「ハイー」といふ返辭をしたので、氣味わるがつて首を縮めつゝ、病室を覗いたが、京子はまた眼を閉ぢてスヤ/\眠つてゐた。
天満宮
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
“健康”の解説
健康 (けんこう、la: salus、de: Gesundheit、en: health)とは、心身ともに様態が良好であり穏やかな状態であること。疾病の予防や健康の保持、増進などを健康管理(けんこうかんり、en: health care)といい、身体の状態のみでなく、精神の状態を表す時にも使われている。
(出典:Wikipedia)
健
常用漢字
小4
部首:⼈
11画
康
常用漢字
小4
部首:⼴
11画
“健康”で始まる語句
健康な虱
健康状態