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倚
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よっ
ふりがな文庫
“
倚
(
よっ
)” の例文
お島は帯をときかけたままの姿で、押入に
倚
(
よっ
)
かかって、組んだ手のうえに
面
(
おもて
)
を伏せていた。
疳癪
(
かんしゃく
)
まぎれに
頭顱
(
あたま
)
を振たくったとみえて、
綺麗
(
きれい
)
に結った島田髷の根が、がっくりとなっていた。
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
主人は
硝子戸
(
ガラスど
)
のはまった、明い事務室で、椅子に腰かけて、青い
巾
(
きれ
)
の張られた大きな
卓子
(
テーブル
)
に
倚
(
よっ
)
かかって、眼鏡をかけて、その日の新聞の相場づけに眼を通していたが、壮太郎の方へ笑顔を向けると
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
倚
漢検1級
部首:⼈
10画
“倚”を含む語句
倚掛
偏倚
倚凭
倚子
倚懸
安樂倚子
相倚
倚添
倚木
倚水楼
偎紅倚翠
倚託
半倚
山倚
彼此相倚
狂倚
竹倚
長倚子
倚頼
倚陶軒
...