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倍加
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ばいか
ふりがな文庫
“
倍加
(
ばいか
)” の例文
周三は、此のモデルを
得
(
え
)
て、製作熱を
倍加
(
ばいか
)
した。
屹度
(
きつと
)
藝術界を驚かすやうな一
大傑作
(
だいけつさく
)
を描いて見せると謂ツて、
恰
(
まる
)
で熱にでも
罹
(
かゝ
)
ツたやうになツて製作に
取懸
(
とりかゝ
)
ツた。
平民の娘
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
この奇妙さがふたたびリゼットへ
稼業
(
かぎょう
)
に対しての、冒険の勇気を与えて彼女は
毎夜
(
まいよ
)
のような
流眄
(
ながしめ
)
を八方に配り出した。しかも今夜の「新らしい工夫」に気付くと
卒然
(
そつぜん
)
と彼女の勇気が
倍加
(
ばいか
)
した。
売春婦リゼット
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
“倍加”の意味
《名詞》
倍に増やす、または増えること。
(出典:Wiktionary)
倍
常用漢字
小3
部首:⼈
10画
加
常用漢字
小4
部首:⼒
5画
“倍”で始まる語句
倍
倍々
倍増
倍〻
倍蓰
倍率
倍美
倍半
倍多
倍子