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俥宿
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くるまやど
ふりがな文庫
“
俥宿
(
くるまやど
)” の例文
お茶屋があったからというわけではなかろうが、その隣りに阪東三弥吉という女の踊りの師匠がいた。その
側
(
そば
)
に、私の父の
俥
(
くるま
)
をうけもって、
他
(
ほか
)
に
曳子
(
ひきこ
)
を大勢おいていた
俥宿
(
くるまやど
)
があった。
旧聞日本橋:02 町の構成
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
息休めの
煙草
(
たばこ
)
の火と、暗い町の
燈
(
ひ
)
が、うろつく湯気に、ふわふわ消えかかる狐火で、心細く、何処か、自動車、
俥宿
(
くるまやど
)
はあるまいかと、また
降出
(
ふりだ
)
した中を、沼を拾う
鷺
(
さぎ
)
の次第——古外套は
鷭
(
ばん
)
ですか。
菊あわせ
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
俥
漢検1級
部首:⼈
9画
宿
常用漢字
小3
部首:⼧
11画
“俥”で始まる語句
俥
俥夫
俥屋
俥代
俥賃
俥上
俥引
俥曳