“信一”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しんいち66.7%
のぶかず33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
分明ぶんみょうに嶺松寺に葬る、または嶺寺に葬ると注してあるのは初代瑞仙、その妻佐井氏さいうじ、二代瑞仙、その二男洪之助こうのすけ、二代瑞仙の兄信一しんいちの五人に過ぎない。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
泣きんで、はじめて両手をついて、「このたびは娘がいろいろと……」柳吉に挨拶し、「弟の信一しんいち尋常じんじょう四年で学校へ上っとりますが、今日きょうは、まだ退けて来とりまへんので」
夫婦善哉 (新字新仮名) / 織田作之助(著)
十四年九月三十日磐の長子信一のぶかずが生れた。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)