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使途
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つかいみち
ふりがな文庫
“
使途
(
つかいみち
)” の例文
かようにして、まんまと首尾よく五万円を横取りした訳さ。……さてその
使途
(
つかいみち
)
だ。どうだ。何か、考はないかね
二銭銅貨
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
その円い光の中に、クッキリ浮かんでいるのは、手術台のような一つの台、手術台とちがうところは、なにかゴテゴテと、
使途
(
つかいみち
)
も分らない小器械が、まるで飾りのようについている。
地球盗難
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
使途
(
つかいみち
)
のない人間になって一生を送られる如くに、一切の女を良妻賢母ばかりに仕立
上
(
あげ
)
る
御積
(
おつもり
)
でしょうが、
生憎
(
あいにく
)
な事には、女は妻となり母となる前に娘という華やかな若い時代があります。
離婚について
(新字新仮名)
/
与謝野晶子
(著)
「マア
急
(
せ
)
くな。俺は、そんなことよりも、五万円の
使途
(
つかいみち
)
について考えたいと思っているんだ。だが、君の好奇心を
充
(
みた
)
す
為
(
ため
)
に、一寸、簡単に苦心談をやるかな」
二銭銅貨
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
“使途”の意味
《名詞》
使途(しと)
物品や金銭の使い道。
(出典:Wiktionary)
使
常用漢字
小3
部首:⼈
8画
途
常用漢字
中学
部首:⾡
10画
“使”で始まる語句
使
使者
使嗾
使用
使役
使番
使命
使僕
使徒
使童