作麼生そもさん)” の例文
禅師は、この男をじっとごらんになっていたが、やがて禅杖をとりなおすと、「作麼生そもさん、なんの所為しょいぞ」
禅師見給ひて、やがて禅杖をりなほし、一五三作麼生そもさん一五四何所為なんのしよゐぞと、一かつしてかれかうべち給へば、たちまち氷の朝日にあふがごとくきえうせて、かの青頭巾とほねのみぞ草葉にとどまりける。