トップ
>
佗
>
わびし
ふりがな文庫
“
佗
(
わびし
)” の例文
果して人の
入来
(
いりき
)
て、
夕餉
(
ゆふげ
)
の
設
(
まうけ
)
すとて
少時
(
しばし
)
紛
(
まぎら
)
されし後、二人は
謂
(
い
)
ふべからざる
佗
(
わびし
)
き無言の中に
相対
(
あひたい
)
するのみなりしを、荒尾は始て高く
咳
(
しはぶ
)
きつ。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
彼は悔いたり、我より容さば容さるべきを、さは容さずして堅く隔つる思も、又
怪
(
あやし
)
きまでに貫一は
佗
(
わびし
)
くて、その
釈
(
と
)
き難き
怨
(
うらみ
)
に加ふるに、或種の
哀
(
あはれ
)
に似たる者有るを感ずるなりき。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
佗
漢検1級
部首:⼈
7画
“佗”を含む語句
佗住居
佗国
佗住
待佗
門佗
佗人
跋難佗
華佗巷
華佗
思佗
心佗
佗田
佗牢人
佗波古
佗暮
佗年月
佗助