“門佗”の読み方と例文
読み方割合
かどわ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
人通りも少ない裏町で、堀の石橋が枯れ柳にいて見え、角に一軒の茶店がある。——武大の住居すまいは、その茶店をやっている王婆さんの北隣だった。門佗かどわびしげな、一枚の芦簾あしすだれへ向って、武大が
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)