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芦簾
ふりがな文庫
“芦簾”の読み方と例文
読み方
割合
あしすだれ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あしすだれ
(逆引き)
金蓮はその日、
桟叉
(
さんまた
)
(竹竿に叉をつけた物)を持って、門口へ出ていた。
廂
(
ひさし
)
の
芦簾
(
あしすだれ
)
の片方が風に
外
(
はず
)
れたので掛け直していたのである。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
彼は酒や肉を買って片手に抱え、また嫂のよろこびそうな
手土産
(
てみやげ
)
なども二つ三つ持って、久しぶり
紫石街
(
しせきがい
)
の茶店隣の
芦簾
(
あしすだれ
)
を
覗
(
のぞ
)
き込んだ。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
芦簾
(
あしすだれ
)
の雪を払って、家へ入って来るなりそう呼んだ。ところが兄は見えず、出て来たのは、いつもの
深情
(
ふかなさ
)
けな
嫂
(
あによめ
)
の金蓮だけ。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
芦簾(あしすだれ)の例文をもっと
(1作品)
見る
芦
漢検1級
部首:⾋
7画
簾
漢検準1級
部首:⽵
19画
“芦”で始まる語句
芦
芦荻
芦屋
芦間
芦峅
芦峅寺
芦原
芦名
芦安
芦垣