“芦峅寺”の読み方と例文
読み方割合
あしくらじ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
『越中遊覧志』(此書の著者は明治十八年八月芦峅寺あしくらじから立山に登った)を見ると別山べっさんから劒岳方面を展望した記事の後に次のように書いてある。
立山温泉から芦峅寺あしくらじまで、人のいやがる長い路だが、一里ごとに人間の仕事の跡が増して行って面白かった。
可愛い山 (新字新仮名) / 石川欣一(著)
芦峅寺あしくらじにては、劍山の道案内を知れる者有之候えども秘伝として、みだりに人に伝えず、極めて高価の案内料をむさぼりて、まれに道案内をなせしことあるのみなりしが、今回の事にて
越中劍岳先登記 (新字新仮名) / 柴崎芳太郎(著)