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何方
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いずれ
ふりがな文庫
“
何方
(
いずれ
)” の例文
蹌踉
(
そうろう
)
として、座にも堪えないように立ち上って、
何方
(
いずれ
)
ともなく出て行ってしまいました。
女記者の役割
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
と帽子を取って目深に
被
(
かぶ
)
り、
戸外
(
おもて
)
へ出づればかの男は、
何方
(
いずれ
)
へ行きけん影も無し。
活人形
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ふそくの
旨
(
むね
)
、申すの
由
(
よし
)
、
言語
(
ごんご
)
どうだん、
曲事
(
くせごと
)
に候が、
何方
(
いずれ
)
を相たずね候とも、また二たびは、求めがたき
夫
(
つま
)
にもあれば、
其許
(
そこもと
)
にも、おもおもしく、りん気などに立ち入りては然るべからず、ただし
日本名婦伝:太閤夫人
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
瀧「はい
手前
(
てまい
)
でございますが、
何方
(
いずれ
)
からお出でゞす」
霧陰伊香保湯煙
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
何
常用漢字
小2
部首:⼈
7画
方
常用漢字
小2
部首:⽅
4画
“何方”で始まる語句
何方様
何方付
何方側
何方樣
何方迄