“仲介”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
なかだち37.5%
ちうかい12.5%
ちゅうかい12.5%
なかすけ12.5%
なかだ12.5%
なこうど12.5%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とも源氏は言うのである。命婦は宮の御煩悶はんもんをよく知っていて、それだけ告げるのが恋の仲介なかだちをした者の義務だと思った。
源氏物語:07 紅葉賀 (新字新仮名) / 紫式部(著)
そなたの器量ちから神界しんかいなにもかも御存ごぞんじじゃ。そなたはただ誠心せいしん誠意せいいひとかみとの仲介なかだちをすればそれでよい。
事実きょうは、お市の代わりにお針頭になる、おしんという女が、人の仲介なかだちで目見得にくることになっている。
巷説享保図絵 (新字新仮名) / 林不忘(著)
そこで、サムの全權大使を仲介ちうかいとして、談判が開始された。
ヤトナというのはいわば臨時雇で宴会えんかい婚礼こんれいに出張する有芸仲居のことで、芸者の花代よりは随分安上りだから、けちくさい宴会からの需要が多く、おきんは芸者上りのヤトナ数人と連絡れんらくをとり、派出させて仲介ちゅうかいの分をはねると相当なもうけになり、今では電話の一本も引いていた。
夫婦善哉 (新字新仮名) / 織田作之助(著)
群蔵、仲介なかすけ、幸次郎、佐次兵衛と三たびまで改めたのである。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
タネ付け料も、絹や稲などで、先に払うてあるし、仲介なかだちの者から、この一月、とうに話もついておること。いまは、春蚕はるごを飼うので、手もない時故、御子ひとりで、行てくだされ。
平の将門 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
来春らいはる、学校を出たら、おれが仲介なこうどになって、式を挙げさせることも、話が出来ちょる。
花と龍 (新字新仮名) / 火野葦平(著)
「そうか。そんなら、知らせとく。仲介なこうどは、友田喜造ちゅうことじゃ。そのことも、知らせとく」
花と龍 (新字新仮名) / 火野葦平(著)