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仕難
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しにく
ふりがな文庫
“
仕難
(
しにく
)” の例文
泥棒の
仕難
(
しにく
)
くなる条件は戸締り以外に沢山あるのですから、厳重にして戴くのは至極結構ですが、余り神経を起す必要はありませんな。
ぐうたら道中記
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
「そりゃあいけねえ。下手に荒らされると、こっちの仕事が
仕難
(
しにく
)
くなる。じゃあ御免なせえ。わっしもすぐに出かけます」
半七捕物帳:52 妖狐伝
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
水銀は
畢竟
(
ひっきょう
)
水銀であってアメーバではなく、同じくまた水銀は心臓ではあり得ないですけれども、若い時は何事につけても妥協が
仕難
(
しにく
)
いものですから
人工心臓
(新字新仮名)
/
小酒井不木
(著)
「おい、急げ、陽が落ち切っては仕事が
仕難
(
しにく
)
いぞ」
雲南守備兵
(新字新仮名)
/
木村荘十
(著)
先ず手近な蛙について行うのを便利とされて
居
(
お
)
りますが、人工心臓の実験をするには、蛙はあまりに小さすぎて、細工が
仕難
(
しにく
)
いですから、私は
家兎
(
かと
)
に就て実験することに致しました。
人工心臓
(新字新仮名)
/
小酒井不木
(著)
仕
常用漢字
小3
部首:⼈
5画
難
常用漢字
小6
部首:⾫
18画
“仕”で始まる語句
仕
仕業
仕事
仕舞
仕度
仕方
仕合
仕出来
仕掛
仕様