“仕覚”の読み方と例文
旧字:仕覺
読み方割合
しがく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いざ、と成れば、法もかく、手心は心得たが、さて指当さしあたって、腹は空く、汗は流れる、咽喉のどは乾く、氷屋へ入る仕覚しがくも無かった。
浮舟 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
い加減にうちでも拵へる仕覚しがくをしておくれとふ度に異見をするが、その時限りおいおいとそら返事して根つから気にも止めてはくれぬ、とつさんは年をとつて
にごりえ (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)