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今渡
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いまど
ふりがな文庫
“
今渡
(
いまど
)” の例文
一、荷物送り出しの節、心安き牛方にても、初めて参り
候
(
そうろう
)
牛方にても、同様に御扱い下され、すべて
今渡
(
いまど
)
の問屋同様に、
依怙贔屓
(
えこひいき
)
なきよう願いたきこと。
夜明け前:01 第一部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
この
界隈
(
かいわい
)
に顔を知られている
牛行司
(
うしぎょうじ
)
利三郎だ。その牛行司は福島から積んで来た荷物の監督をして、
美濃
(
みの
)
の
今渡
(
いまど
)
への通し荷を出そうとしているところであった。
夜明け前:01 第一部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
もっと他の問屋に頼みたい、そのことはもう四、五年も前から、
下海道
(
しもかいどう
)
辺の問屋でも
今渡
(
いまど
)
(水陸荷物の集散地)の問屋仲間でも、荷主まで一緒になって、みんな申し合わせをしたことよなし。
夜明け前:01 第一部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
万屋安兵衛
(
よろずややすべえ
)
、
大和屋李助
(
やまとやりすけ
)
、その他、一時は下海道辺の問屋から
今渡
(
いまど
)
の問屋仲間を相手にこの
界隈
(
かいわい
)
の入り荷
出荷
(
でに
)
とも一手に引き受けて牛方事件の紛争まで引き起こした旧問屋
角屋
(
かどや
)
十兵衛の店などは
夜明け前:03 第二部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
“今渡(今渡町)”の解説
今渡町(いまわたりちょう)は、かつて岐阜県可児郡にあった町である。
現在の可児市の中心となった町のひとつであり、木曽川と可児川に挟まれた地域である。
江戸時代、中山道の三大難所の太田の渡し(今渡の渡し)があったが、太田橋の開通で廃止されている。
(出典:Wikipedia)
今
常用漢字
小2
部首:⼈
4画
渡
常用漢字
中学
部首:⽔
12画
“今”で始まる語句
今日
今
今朝
今度
今宵
今夜
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今更
今生
今時